天気が良い日は青空の面積を広くする
スマートフォンのカメラは、多くの機種で記念写真や、きれいな風景を撮影しやすいように、広い範囲が写るようにできています。そのため、空や海などの広い景色などの撮影には向いています。青い空は、見ているだけで気持ちよくなります。天気がよく、きれいな青空の風景を目にしたときは、水平線や地平線を画面下に配置して、青空の面積を広くすると青空の美しさが伝わる写真になりますよ。
青い空と桜はとても似合います。わざと桜の一部分と青空だけで切り取ると、スッキリとした画面になり青空に咲く桜が印象的な写真になりました。
撮りたいものに近づいて撮る
スマートフォンのカメラは、撮りたいものに近づかないと大きく撮ることができません。デジタルズームという画像の一部を大きく拡大して撮影する機能もありますのでうまく使いましょう。
ここでは、手すりに止まっているかもめを撮影しました。かもめから少し距離があったため、かもめが小さくなってしまいました。また、かもめの背景もごちゃごちゃとしています。
かもめに逃げられないようにそっと近づいて撮影しました。
簡単にシンプルな背景を作るなら、青空が背景になるように撮影するのがオススメ。主役を下から撮ると、背景が空になり余計なものが写りにくくなりますよ。
画面に暗い色が入らないように工夫する
写る範囲の広いスマートフォンでは、いろいろなものが写り込みます。
桜をきれいに撮りたいとき、画面内に建物などの人工物や、暗い色が入るとふんわりした春らしい印象でまとめるのが難しくなります。ピンク色の桜はかわいいけど、そのかわいさがうまく表現できない…という人は映り込んだ建物や、黒い影になった枝も一緒に撮っていませんか?
桜をかわいく撮りたいなら、必要のない建物や、枝の黒い部分が写らないように構図を工夫して、ピンクの花だけが入る場所を探して撮るようにしましょう。ピンクの桜の花と青空だけを写すことで、華やかな春の写真になりました。