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vol.6

dフォトヒント

saorinの
ワンポイントレッスン

写真をおしゃれに飾る!おうちギャラリーにチャレンジ!

夏休み、家族でお出かけしましたか? 海や山に出かけてスマホでたくさん写真を撮っても、プリント写真の飾り方がいまいちわからない、という方も多いのでは。お気に入りの写真をdフォトでプリントして、おうちギャラリー風に飾ってみましょう!額に入れるだけではない飾り方、ぜひトライしてみてくださいね。

L判写真をキャンバスボードにコラージュして飾る

STEP1 写真を撮って、セレクトしましょう

まずは出かけた時の写真をセレクトします。今回は夏休みに出かけた動物園と、沖縄の旅の写真を選びました。動物園の方は、並べた時にバランスを取りやすいように、被写体に寄っている写真と引いている写真を両方とも同じくらい選びます。動物ばかりではなく、1枚くらいそこで撮った風景写真を入れてもよいですね。沖縄の方は旅の思い出がよみがえるように、風景だけではなく食べ物や動物など、旅のポイントの写真を選びます。ただ、その時に応じて色でまとめたり、時系列にしたりと、様々な選び方ができます。

インスタグラムなどでUPしているスクエア写真は、dフォトでは白い余白ができます。前もって余白をカットしておくとよいでしょう。

STEP2 必要な材料をそろえましょう

<道具・材料>

  • キャンバスパネル(今回は動物園の写真にF6サイズ、沖縄の写真にF4サイズを使用)
  • L判プリント写真(使用枚数・・・動物園 9枚、沖縄3枚)
  • マスキングテープ
  • ねりけし状の粘着剤(例:コクヨ ひっつき虫)
  • 色画用紙
  • のり、カッターマット、カッター、はさみなど

この他にも、デコレーションに使える物があれば用意しておきます。(例)ダンボール、布切れなど

<あるとおすすめの材料メモ>

○マスキングテープ

手でちぎって貼ったりはがしたりすることができる和紙のテープ。写真を壁に貼るのによく使われますが、今回はデコレーション目的で使います。

○ねりけし状の粘着剤(例:コクヨのひっつき虫)

貼り直しがきくので、様々な用途で使えます。

STEP3 作ってみましょう

<動物園パネル>

1.写真のレイアウトを考えます。同じ系統の色同士は隣り合わないようにすること、縦写真と横写真を少し傾けつつバランスよく並べるのがポイントです。写真と写真が重なる部分を調節するとしっくりおさまるレイアウトになります。

2.用意したマスキングテープで写真を縁取りします。はみ出た両端の部分ははさみでカットします。デコレーション的な要素なので、やらなくてもOKです。また、全ての写真の辺を縁取る必要はありません。

3.粘着剤を丸めて写真の裏に貼ります。米粒くらいの大きさでも1か所で留まりますが、不安定なようなら2個所くらいつけて貼るとよいでしょう。この時、粘着剤が写真の表面につかないように気を付けてください。粘着剤はのりと違って貼り直しがきくため、すぐにはがして違う写真で作ることができます。

4.タイトルは、段ボールの片面をはがして手でちぎってプレート状にしたものに、用意したラベルを粘着剤で貼ります。

<沖縄パネル>

1.沖縄のパネルの方は、厳選したスクエア写真3枚を、ちぎった色画用紙をベースにして配置します。

2.それぞれの写真のタイトルを用意し、バランスよく配置します。

どちらのパネルも、ポイントは“手でラフにちぎる”こと。あえてきれいに切り過ぎないことで、ナチュラルな雰囲気が生まれます。

STEP4 実際に飾ってみましょう

シンプルに椅子に置いて飾りました。ちょっとした動物の置物を前に置いてワンポイントに。大きめのパネルで壁のスペースに飾るのが難しい場合は、このように椅子に飾って部屋のコーナーに置くとよいでしょう。

沖縄のパネルは、南国の雰囲気をUPさせるために麻布を背景に貼り、その上に押しピンでボードを留めました。麻布は四隅を粘着剤で貼っています。ビーチで拾った貝殻も、押しピンで一緒に飾れば、旅の思い出がよみがえります。

スマホ写真はたまる一方でも、全部プリントするのは大変ですよね。今回ご紹介したコラージュボードなら、また別の思い出ができたら写真を差し替えて新しいパネルに作り替えることができます。お気にいりの写真をいつでも眺める、おうちギャラリーライフ、始めてみませんか?

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撮った写真はプリントしよう

スマートフォンのおかげで、いつでも気軽に撮影できるようになりましたが、その撮りたまった写真、プリントしていますか? 画面の中だけでなく、フォトブックやプリントなど、手に取れる形で残すと、宝物のように愛着が湧いてくるから不思議です。dフォトなら、月額308円でフォトブック1冊かL判プリント30枚を作れるので、宝物が毎月増えていく楽しみを味わえます。家に飾ったり、おじいちゃんおばあちゃんに贈ったり…と、思い出を見える形で共有するのも良いですよね。ステキな写真が撮れたら、ぜひ形に残してみてください。

saorin

浅草橋の写真アトリエギャラリー「写真企画室ホトリ」を主宰。“写真を形あるものに残そう”をテーマに、写真雑貨制作やワークショップを開催し、また自身のギャラリーでも公募展を企画するなど、様々な写真イベントの企画活動を行っている。「写真を楽しむ133のネタ帖」「写真でつくる雑貨」「フォトブックレシピ」(雷鳥社)「たいせつなものを撮ろう、残そう」(MdN出版)など5冊の著書がある。