暮らしの中の自然な姿を撮る
はじめまして。4匹の猫たちと暮らしている、フォトスタイリストのヤノミサエです。
わが家の猫たちは、みんなそれぞれに理由があってやって来た保護猫です。兄弟猫ではないですし、オス同士なのですが、大きなケンカもせず、みんなでゆったり仲良く暮らしています。
猫の写真はほぼ毎日撮っていて、スマートフォンで気軽にパパッと撮ることもあれば、一眼レフで撮ることも。わが家の猫たちは小さいころから写真を撮られているので、カメラにも慣れていて、カメラを見て逃げたりすることもありません。むしろ、「今撮られてるな」と分かっているようで、いい感じでポーズをとってくれることもあるんですよ。
また撮るの?
猫との暮らしが感じられる、何気ない日常の写真が好きで、「ねこインテリア」というテーマで撮影しています。カメラ目線ではない、自然な猫たちの姿です。このような写真は、部屋に飾っても主張が強すぎないので、インテリアとなじみやすく、おしゃれにまとまりやすいんですよ。
お昼寝中をパチリ
階段状のオープンシェルフは人気スポット
クスッと笑えるような写真も好きなので、できるだけいろんな写真を撮るように心がけています。バリエーションがあるほうが、あとで見返した時に楽しいです。
何かいる?(ドキドキ…)
おっ、お水―!
ついカメラ目線の可愛い表情を狙いがちになりますが、猫の自然な姿の写真も撮ってみてくださいね。
プリント前に加工して写真をより楽しく
撮ることが楽しくて、ついプリントせずにたまってしまいがちな写真ですが、年に何度かはプリントをして、インテリアとして飾って楽しむようにしています。壁にペタリと貼ったり、デスクの上に飾ったりするのですが、プリント前に少し加工をしておくと、飾った時に見栄えするようになります。加工アイデアをいくつかご紹介します。
トリミング
「引きで撮り過ぎて小さくなっちゃった」「肉球をアップで撮りたかったんだけど、マクロレンズがないからアップで撮れない」そんな場合は、トリミングすればOK!
こちらの写真をトリミングします。
大きくアップになるようにトリミングすることで、見せたい部分がしっかりと分かる、印象的な写真になります。猫の肉球のプクプク感も、トリミングで可愛さ倍増! 肉球の間からはみ出てる通称「はみ毛」もしっかり分かるようになりました。
文字入れ
スマートフォンのアプリで文字を入れてからプリントするのもオススメです。余白が広めの写真は、文字入れに向いています。
日にちを入れれば、簡単にお手製ミニカレンダーのできあがりです。
100円ショップで売っている透明のフォトフレームに入れて、デスクの上に飾ってみました。写真自体がとてもシンプルなので、フレームもシンプルなものを選ぶことで、写真が活きてきます。
広い余白にアプリで文字入れ&モノクロ加工をして、ポストカードのように仕上げるのもオススメです。同じ写真でも、手描き風フォントはおしゃれな感じに、明朝体は優しい感じに、ゴシックはスタイリッシュな感じにと、フォントによって写真の印象もずいぶん変わります。いろいろなフォントを挑戦するのも面白いですよ。
アプリを使わなくても、プリント後に手書きで文字を書いて仕上げてもいいですね。手書きならではの、あたたかみのある雰囲気に仕上がります。
最初からカレンダーやポストカードを作ろうと考えているのであれば、あらかじめ余白スペースを空けて撮影しておきましょう。トリミング・文字入れ・モノクロ化など、プリント前にちょっとひと手間加えるだけで、飾りたくなるおしゃれな写真に仕上がります。ぜひ、試してみてくださいね。
dフォト
撮った写真はプリントしよう
月額308円のdフォトでは、フォトブック1冊かL判プリントを30枚作ることができます。これなら毎月のお楽しみでプリントしていけそう!次回は、プリントした写真をおしゃれに飾るアイデアをご紹介します。
たくさんプリントできるニャ♪
(記事内に記載されている料金については、2024年7月1日の価格改定以前に取材された内容になります)